小麦粉

小麦粉から作られているもの。
うどん、ピザ、パン、パスタ、ケーキにクッキー、おまんじゅう…。

小麦粉を使っているお料理。
天ぷら、コロッケ、シチュー…などなど。
小麦粉は、主食からおやつまで、なくてはならない存在です。

小麦粉のなかでよく見かけるのは、強力粉と薄力粉です。
小麦粉の強い弱いは、それに含まれているタンパク質の量によって決まります。

タンパク質は水を加えてこねると、グルテンに変化します。このグルテンが多いと、生地のコシや弾力が強くなります。
タンパク質の量は強力粉で10%~13%。
この強い生地はパンやパスタ、うどんに向きます。

一方の薄力粉ですが、こちらのタンパク質は7%前後。
小麦粉同士のつながりが弱いため、軽い食感のものに向きます。
例えば、天ぷらの衣やお好み焼き、ケーキやクッキーなどです。

一般的な強力粉、薄力粉以外に、強力粉より強い「デュラム粉」や「準強力粉」「中力粉」の5種類があります。
料理によって、使い分けてみましょう。
料理の腕があがること間違いなしです。

こうした一般的に知られている料理の材料でも、その用途については、あまり知られることは少ないようです。
今、パンの材料は米に取って代わられようとしていますが、米粉パンを作る家電製品は超人気で手に入りにくいそうですね。

手で捏ねるからこそ、一味違うパンが出来ると思うのですが、ひと手間を惜しむことが、実は味を落としているのかもしれないですよね。

日本とイタリアの麺作り

子どものころ、叔母の家に遊びに行くと、いつもいろんな手料理でもてなしてもらったのですが、その料理の中でも特に印象に残っているのが、手作りのうどんです。

叔母がうどん粉をこねて生地をつくり、それを延べ棒で伸ばして切って、茹でたらざるにあげて、漬け麺のようにしていただきました。
うどんができるまでの過程が面白くて、叔母の横についてじっと見ていた記憶があります。

最近、パスタ用製麺機を買いました。
イタリア製のもので、小麦粉で作った生地を、製麺機に何度も通して伸ばし、最後にカットすると手作りパスタができます。
これでパスタを作っていて、思い出したのが叔母のうどん作りだったんです。

日本とイタリアと国は違っても、同じ麺類なので、作り方はとても似ています。
ですから、そのうちパスタ用製麺機でうどん作りにチャレンジしたいと思っています。

うどんで思い出したのですが、四国のうどんで有名な県が「うどん県」というブランドを推進していたようですが、ちょっとどうかと個人的には思いました。
何となく、うどんの価値が逆に下がるような気もしますし、何よりも県民の戸惑いもハンパではないでしょう。

アイデアとしては面白いとは思いますが、もうちょっとブランディングの戦略は無かったのものかと考えさせられますよね。
でも、うどんと言えば、四国というイメージは定着していますから、これほどの強みは無いのではないでしょうかね。

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