レストラン事情

福岡の糸島市は海に面していて、糸島半島の海沿いにはたくさんのレストランが並んでいます。
といってもファミリーレストランやチェーン店ではなく、それぞれ個人経営のこだわりの店、といった感じのカフェばかりです。

フレンチやイタリアンが多いようですが、建物は洋風のお洒落なつくりで出す料理は海の幸、というお店もあります。

そしてなぜかジャマイカ料理を取り入れた店がいくつかあります。サーファーが多いからか、レゲエ好きな店長がいるのか、ジャマイカンジャークチキンという料理をメインで提供している店もあり、辛くて美味しいチキンを食べることができます。

夏になると大きな音楽のイベントが行われていましたが、人気が出すぎてあたり一帯が大渋滞となり、地元の漁師が市場へ出荷できないという問題が置き、今は場所を変えて行われています。

大都会には無い、質素な空間と都市機能を併せ持つ地方の魅力、今更ながら、見直されていると言ってもいいでしょう。
田舎以上大都市以下の中堅規模の都市の人気は、やはり、住み易さではないでしょうか。

大都市は人が多過ぎる、物価高などがあり、逆に田舎は狭いコミュニティ故の過干渉、根拠の不明なしきたりなどの煩わしさが若者を遠ざけています。
伝統を前面に出し過ぎている市町村は、若者が少ないですから、注意して見てみるといいですよ。

そこに気付かない長老方の意識が変わらなければ、その地域は萎んでいくだけですね。

会話が弾む料理

もう何年も前のことだが、合コンに行った店で、ものすごい盛り方をする野菜レストランがあった。
「うちのワインセラーには?」なんてうんちくを垂れる相手が一人いて、要注意人物だと幹事から聞いていて、料理にもいちいちうんちくが入るけど、聞き流して!とアドバイスされていた。

しかし、うんちく大魔王も感嘆詞しか出てこなくなるほどのお店だった。
お店を予約したのは、うんちく大魔王の後輩だった。
なにやら取引先のお店らしい。
ランチに来たことがあったが、野菜ばかりのランチで女子受けばっちりだった。
夜のメニューは初めてだったので、出会いよりも楽しみにしていた。
肝心のメニューだが、前菜からツッコミどころ満載。
前菜の盛り合わせだが、オセロの盤のような模様の大きなお皿にちょこちょこと載せられていて、これが最先端の料理オシャレなの?という雰囲気になった。
その次に来たのがバーニャカウダ。
なんと、剣山が器の底にあり、生けられていたのだ。
野菜スティックというか、もはやそのまま刺されているセロリ。
親指の太さほどある大根や人参など、「攻めてるな?」という盛りつけに、登場した途端爆笑した。
なんだか堅い雰囲気の合コンが一気に柔らかくなった。
警戒していたうんちく大魔王も、食材のうんちくよりも楽しんでいて、なんだか可愛らしかった。
その後に来た野菜メインの鍋だが、食材よりも薬味の種類の方が多かったり、ガスコンロが異常に強かったり、一品ずつにツッコミどころがあった。
メイン料理を食べたころには、リアクション疲れしていて、うっすら汗ばんでいるほど。
相手の人間性などはお互い全然分からなかったが、奇抜な料理は人を楽しませるということをしっかり理解できた合コンだったので、料理だけかなり印象に残っている。

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