大学の就職指導センター

普通の人は将来給料が高くて、働きやすい仕事に就くために大学に入ります。
しかし、大学に勉強する学生は普段社会と接触するチャンスが少ないので、仕事を探す時に競争力があまり強くありません。

就職率は大学の命でもありますので、各大学は就職指導センターを設立して、毎週学生たちに就職のポイントを指導します。
就職指導授業に就職マナー、自己紹介、自分の長所と短所の認識、面接のテクニック、面接時の服装ないし化粧の仕方まで学生に教えます。

そのほか、就職した卒業生を誘って、後輩に就職の経験を紹介します。
大学に入ったら、知識の勉強がもちろん大切ですが、卒業後の就職も大切だと思います。
だから、就職指導センターは非常に役立つと思います。

そもそも、なぜ「いい大学=いい就職」という方程式を未だに信じ込んでいる人がいるのでしょうか。
世相を無視して、昔の成功事例を誰もが使っているからでしょう。
すがりたい気持ちは理解できますが、いい大学とはどういう大学なのかの定義付すらわかりません。

インターネットスラングでは、Fラン大学という言葉があるそうです。
Fランクの大学という意味のようで、つまりは全くの無名で入学の偏差値も低いことを蔑んで呼ぶようですね。
そこに通学している学生及び関係者は、どういう思いで、この言葉を聞いているのでしょうか。

まあ、Fラン大学とは思っていないかもしれませんね。

中学生の時の英語のスピーチコンテスト

私が外国語に関わる仕事をしてみたいと思ったのは、中学生の時に出場した英語のスピーチコンテストがきっかけでした。
言語が違う人たちへ、伝えたいことを伝えられる楽しさを感じました。

会社での通訳を担当していました。
良かったことは、若くして社長の側近として様々な場所へ行き、自分の目でその現実を見て、自分の肌でその空気を感じることができたことです。
とても良い刺激になり、貴重な経験を数多くさせてもらえます。
また、その語学力で将来を期待してくれる人も多く、多くの可能性を見出してもらえます。
失敗したことは、通訳を少し間違えてしまうとお互いのコミュニケーションが立ち行かなくなってしまったことです。
最悪の場合は、商談が不成立になってしまいます。
ビジネスにおいて大きなチャンスを得られると同時に、大きな責任も伴う重要な仕事です。
日々勉強を怠ることなく、日々人とのコミュニケーションを大切にすることが何よりも重要なことだと思いました。

世界広しと言えども、日本ほど日本語のみしか言語として使わない国はありません。
ヨーロッパ圏では母国語の他に、共通言語として英語を使用するのが普通です。
そんな日本でも、グローバル化の煽りを受け、義務教育の中に英語を取り入れる取り組みも始まっています。

現在、難関大学と言われる大学の中に国際教養大学という学校があります。
そこでは学習する教科はすべて英語でやり取りを行いますし、1年間の海外留学は必須です。
そう言った環境の中で鍛えられた語学力に期待する企業は数多くあります。
就職難と言われる昨今でも引く手数多です。
多くの言語を操ることで、翻訳や通訳だけでなく、働きたい企業に入れる可能性が広がります。
やりたいことを実現できるチャンスが広がります。
ぜひ、自分の人生を実りあるものにするためにも、広い世界へ目を向けてください。

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