人を幸せにする技術

我が家では最近、私に髪の毛を切ってほしいと頼む人が二人います。
その一人は娘で、もう一人は母です。
娘は小学生でロングストレートで髪の毛は短くしたいと思っていはいないので、ときどき髪の毛をすこしだけ切ってほしいということです。

そして、母はちょっとくせのある髪の毛でボブっぽい髪形なのですが、普段はもちろん美容院で髪の毛を切ってもらっています。
そして、そのたびに白髪を染めてもらっているのですが、もともと肌の弱い母はシャンプーで頭皮が荒れてしまったりすることが多くあります。
とくに冬は乾燥もプラスされて、なかなか頭皮の状態が治らない日が続いてしまうことも多いです。
そんな時には、頭皮の皮もぽろぽろと向けてしまったりするので、結構大変みたいです。
その状態で美容院に行くのは、きっと美容師さんだっていやだろうし、自分も心配なので治るまではしばらく行かないでいます。
でも、やはり髪の毛が長くなってくるとちょっとうっとおしいので、ちょっとだけ切ってほしいと頼まれることがあります。
子供の髪と違って失敗は許されないですから、ちょっと大変だけれど、ちょっとぐらい失敗してもいいというのでやってあげます。
そんな時は、自分が美容師さんみたいに技術があれば、素敵にしてあげられるのになぁて思ってしまいます。
はさみひとつで人を綺麗にして、ハッピーにしてあげられる技術って素敵ですよね。
いまさらですが、自分も何かひとつ素敵な技術を身につけたいと思うのでした。

自分を好きになれてこそ幸せ

どうしたら少しでも毎日をより良いものにできるか、私なりに考えてみました。
幸せは、誰かに作ってもらうものではないことはもちろん分かる年齢です。
何を隠そう、私は今とても幸せです。

でもどうして幸せなのかと訊かれたら、なんて答えたら良いか正直困ります。
でも、本当に満たされている日々を送っているのです。
だからと言って、何か特別なハッピーがあるわけではありません。
一日の食費を1000円で抑えようと努力しますし、光熱費の節約にも力を入れている私です。
それに、見た目だって良いわけではありません。
標準体重よりも恐らく10キロ以上も上ではないでしょうか。
洋服などもいたってシンプルですし、ブランドものは一つも持っていません。
大好きな友達は皆遠くに住んでいるので、一緒に何かすることは難しい状態ですし、何もかも極々普通だと思います。
でも、いつも満たされているのが分かります。
私は、私が好きなのです。
ただそれだけのような気がします。
特別なことができるわけでもないこの私を、やはり最初は好きにはなれずにいました。
でも、決めたのです。
私は何が何でも自分を好きになると。
そうやって今があります。
自分が好きになれなければ、絶対に他人を好きなることはできないと教えてくれたのは、私の大切な人でした。
その時はよくわからなかったけど、今とてもよく分かります。
自分を好きになる為に、特別な条件は要りません。
ただ、いつでも自分に正直にならなければなりませんし、いつでも自分に恥じない生き方をしなければなりません。
全てにおいて、自分に嘘がつけないのです。
でも、最高の生き方だと思っています。

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