ミカンの皮

「オレンジオイル配合」とうたった洗剤を良く見かけます。
ミカンの皮に含まれているリモネンという成分は普通のせっけんの成分の分子より小さいので、細かい汚れを落とす力があるため、その効果を洗剤に利用しているのです。

洗剤を使わなくても、ミカンの皮で油汚れをこすると、キレイになります。
消臭効果もありますので、手に嫌な臭いが付いたとき、ミカンの皮で手をこすれば臭いが消えます。

また、ミカンの皮は陳皮(ちんぴ)と言われ、漢方薬としても使われています。
陳皮は簡単に手作りすることができます。

よく洗ってからミカンの皮をむき、ザルなどにあけ、晴れた日に一週間ほど天日干しをします。
しっかりと乾燥したら出来上がりです。
陳皮は、七味唐辛子の七味のうちのひとつでもあり食べることもできますし、お風呂に入れて入浴剤としても使えます。

こうした生活の知恵は、いまでは簡単にインターネットで検索して情報を収集することが可能です。
誰にでも自由に情報を発信できて、好きなだけ情報を得られる、良い時代になりましたね。
ただし、偏った使い方は勿体ないと思うので、多ジャンルに渡って閲覧しています。

一番の使い方は、比較検討のための情報集めですかね。
比較サイトがいろいろとありますが、詳細はほとんど得られないですので、あまり使わないのです。
人伝えに聞いたことを確認することが多いですね。

意外に使えるみかんの皮

私はお風呂が好きで、とくに入浴剤を入れるのが好きなのですが、
この時期は代わりにあるものを入れます。
それは「みかんの皮」です。
みかんの皮は「陳皮」といわれる漢方薬なんですよ。
なので入浴剤以外にも知恵しだいで色々使えるんです。

みかんの皮を入浴剤に使う場合は洗剤でよく洗って水分をふき取ってつかうとよいです。
皮にはワックスなどが塗ってある場合がありますので。
それを1週間程度新聞紙などに広げて乾かしておくだけで入浴剤完成。
それをお風呂に浮かべるだけでOKです。
みかんの皮には血行をよくして体を温める作用があるらしいのです。
実際にみかんの皮を入れたお風呂に入るとぽかぽかした感じがして、冷え性対策にもなりそうです。
また、みかんの皮にはクエン酸やビタミンCなどが含まれているので美肌にも効果があるそうです。
しかも、柑橘のにおいで香りもいいのでアロマ効果もありそうです。
ほかにも、みかんの皮は掃除に利用したりもできるようで、捨てるのはもったいないですよ。
普段なら捨てるものをちょっとした知恵で有効に利用できるのはうれしいですよね。
なのでみかんを見ると、食べるだけでなくて皮も使えるのでダブルで嬉しい気分になります(笑)

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