紀州備長炭をフル活用中

私は最近、紀州備長炭に凝っています。
残念な事に最近はニセ物も出回っているそうですが、和歌山県木炭協会発行の紀州備長炭証という鑑定書を判断基準にして下さい。

これがあれば本物です。
紀州備長炭といえば、炭火料理の一流店で使われています。

私は自宅でインテリアとして楽しんでいます。
まったくの自己流なのですが、お気に入りの陶磁器や籐かごに入れて床の間に飾ってみたり、透明な筒状の入れ物にそのまま無造作に入れてみたりしています。

この時、季節の花を一緒に挿しても風情があって良いと思います。
その他にも備長炭には、調湿、脱臭、マイナスイオン効果等の働きでお部屋の空気をきれいにする働きがあります。
パソコンの近くに置くと、有害な電磁波を吸収する働きもあるそうです。

ぜひ試してみて下さい。

その他にも、日本古来の環境改善方法もあると思いますが、残念ながら、あまりよく知らないのです。
これから調べることになりますが、調べていくうちに、自分なりの発見となって、知識欲が活発化してくることになるでしょう。

炭に話を戻すと、今の日本では竹林の面積はどうなっているのでしょうか。
減っているのか増えているのか、それすらわからないですが、竹の効能が見直されると伐採が進み、品不足の懸念も考えられますが、竹の成長は驚くほど速いと言いますから、杞憂に終わる気がしますね。

大好きなたけのこ三昧

今日、ようやく念願のたけのこの刺身を食べた。
一年に一回しか食べられない、たけのこを湯がいて穂先だけをわさび醤油で食べるお刺身。
今年も竹林を見るたびに、刺身のことしか考えられなかったが、ようやく食せて実に嬉しい。

何となく、味はとうもろこしの芯の部分に似ている。
そういうとなんだか風情も何もなくなってしまうのだが、素朴なくせに上品で旨いのだ。
毎年近所の人が、お持ちの竹林から朝出たばかりのたけのこを掘り出して、何本も下さる。
今年は何と16本も頂いたので、親戚なんかに配った。
それでも尚たくさんあるたけのこは、今後しばらく三食たけのこを予感させる。
たけのこご飯、たけのこの煮物、チンジャオロースー、ホイル焼き、などなど。
色々と魅力的なメニューはあるが、やっぱり一番はたけのこのお刺身だ。
毎年毎年家族を押しのけて一人で食べるものだから、最近ではみんな遠慮するようになった。
そうなるとほんとに一人天下だから、片っ端から食べる。
みんなの分まで掻っ攫って最後まで食べている。
けれどもたけのこは実に精のつく、滋味溢れる食材なのである。
食べ過ぎると吹き出物ができるというのは有名な話だ。
ということで、きっとおそらく明日私は、ややうつむきながら出社せねばならないだろう。
そして、実は今既に胃もたれがしている。
たけのこのことを書きながら、もうたけのこのことを思い出したくないくらい、もたれている。
舌とのどがなんだかぴりぴりして仕方がない。
ちょっと食べ過ぎたのか、今とても後悔している。
けれどもきっと来年も再来年も、同じ過ちを繰り返すのだろう。
それ程に好きなのである。

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