白川郷

日本が誇る世界遺産のひとつ、白川郷。
岐阜県にある小さな集落です。

この地域は交通の便が悪かったのが幸いしたのでしょうか、今でも昔ながらの生活が営まれ、集落全体の景観は昔のままを保っています。

その特徴は、「合掌造り」といわれる民家が数多く残っているところです。
合掌造りは3~4階ほどの高さがある大きさで、大きな茅葺屋根がかかります。

屋根は30~40年ごとの吹き替えが必要なので、住民たちは協力し合って、毎年どこかの家の屋根を葺き替え、家を守っています。
風向きが考慮されているため、家々はほぼ同じ向きに建っていることも、景観上、美しく感じます。

また、大きな屋根裏は、養蚕や食料の保存場所となっているのです。
ドイツの有名な建築家ブルーノ・タウトは白川郷を訪れた際、「合理的かつ論理的」と絶賛したそうです。
建築は芸術作品にも成り得るものですから、徹底した機能性と芸術性を追及することは可能です。

現代建築においては、多額の資金が必要ではありますが、逆に、一般的な住まいでは、低コストでハイスペックな物件を売り出しています。
持家かマンションかは、人それぞれですが、居心地の良い空間を演出するセンスが必要なのかもしれません。

建築物は老朽化します。
同時に価値も下がります。
その前提を覆すものだけが、価値あるものとして世界遺産に登録されるのかもしれないですね。

家族全員が満足した白川郷への旅行

家族で行った旅行で、家族全員が満足したのは、白川郷への旅行でした。
滋賀から車で東海北陸道を通り白川郷へいき、そこで一泊し、翌日は福井県のほうへ山を越えて向かいました。
白川郷は自然豊かで、真夏に行ったのですがとても涼しくて朝晩は肌寒く感じるほどでした。
とにかく空気がおいしく感じました。
民宿に宿泊しましたがそこで出していただいた、棒葉味噌を使った郷土料理がとてもおいしく、中でも飛騨牛のステーキに味噌をつけて食べるのがとてもおいしかったです。
翌日向かった福井では恐竜博物館に行きました。

そこでは化石の発掘体験をしたのがとても楽しかったです。
ゴーグルをつけてノミと金槌のようなもので石をコツコツ割っていくのですが、葉っぱの化石を見つけられました。
博物館でも恐竜の時代から人間の時代へと生き物が地球上で生き延びていくさまが大変子供にもわかりやすく、大人も大変勉強になる素晴らしい博物館でした。
次に白川郷へ行くとしたら名古屋方面から、白川郷を通って今話題の金沢へぜひ行ってみたいと思います。

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